日時 2006/7/8-9
メンバー 佐貫(記)、棚橋、鈴木、高山、古野
飯豊・地蔵岳北面の滝川赤石沢に行ってきました。林道終点から踏み跡をたどり黒松沢にかかる鉄板の橋のところで黒松沢に降り、赤石沢出合まで3分。
遡行開始後しばらくは河原歩きが続き、梅雨の晴れ間の楽しいひととき。
しばらくすると沢が狭くなり、名前の通り赤い石のゴルジュが始まる。
特に悪場もなく、順調に進むかと思いきや雪渓が一つまた一つと現れ始める。
途中から水が濁り、これは・・・と思いながら遡行を続けると、案の定崩れたばかりの雪渓が沢を埋めていた。当初はやごう沢を登り、尾根を越えて黒松沢を下降する予定だったのだが、雪渓で苦労しそうだったので鍋越山北面の尾根を藪漕ぎ覚悟で下ることに決める。
1時間半ほど稜線の藪を漕ぎながら磁石頼みで進むと、突然、道と言っていいような踏み跡を発見し、あとは順調に下りることが出来た。
車まであと30分というところで本格的な雨に降られる。
しかし全体としては天候やメンバー、ツキに恵まれ楽しい山行となった。
なお、赤石沢上部の支流（つつの倉沢）は稜線までびっしりと雪がつまっていた。
まだまだ残雪は多いようだ。
