芦安の氷瀑

【日時】2008年1月19日

【メンバー】岩田、高橋、笹川、小暮

【ルート】南ア山麓 芦安の氷瀑

     カモシカルンゼ、マシラルンゼ 

 

芦安に行ってきました。アプローチの林道は2年位前に崩れてしまったとのことで、以前はアプローチゼロの氷でしたが、現在は約30分程度の歩きが必要です。 

【トリコルネ】

torikorune.jpg

↑トリコルネ。堂々とした滝です。氷結が少し甘く、落ち口のあたりはかなり薄い。落ち口にスクリューで支点を取るのは無理そう。ちょっとリスクが高いので今回は登りませんでした。

【カモシカルンゼ】

kamoshikaF1.jpg

F1は50mザイルでぎりぎりの長さ。

?+のグレード。写真で登っているあたりが核心で、ガラス氷でやや堅い。そのほかはよく軟らかく水氷にバイルがよく刺さる。

F2、F3は短いピッチで続けて登る。

 

kamosikaF4.jpg

F4は上部が水が滴るツララでスクリューが打てない。氷結が甘いので途中でやめてクライムダウンしました。

 

【マシラ】

 111.jpg

上流部のマシラエリアに移動。写真左がイワザルフォール、右がキカザルフォール、見えない右奥にミエザルフォールだが、ミエザルフォールは氷がほとんどついていなかった。

 

kikazaru.jpg

キカザルフォール。?+。

部分的に立っている。やや堅い。

mashira.jpg

イワザルフォールはキカザルフォールの上から回ってトップロープをセット。

下部は60度位で緩く、最後のところが立っている。

トップロープで登っている途中で、ツララに接触して崩落し、崩落した氷が背中に当たるというアクシデントがありました。

このところ落氷が当たるということが連続しているので、改めてビレイヤーの位置、登る間隔や順番などに注意しなければならないと反省しました。

toma について

東京都山岳連盟所属 [沢登り・雪山・山スキー・アイスクライミング・山岳会]
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