八幡平/玉川大深沢

【日時】2018年8月10日~12日

【メンバー】K原(記) S藤R

このお盆前半は女子パーティでワカゴイ沢へ、といつかのリベンジをしようとしたものの、関東一帯天気が悪い。それならと、比較的天気の良さそうな北東北の大深沢へと向かった。

8/10 つい3週間前に降り立った五十曲バス停に再び降り立つ。でも今回は1人ではないし、不安も忘れ物(!)もない。しばらくはゴーロ歩きが続く。アブもウロウロしているが、思ったほどではない。入渓してすぐにS藤Rが腰に変調をきたすが、今日は取水堰までの行程なのでゆっくりと行くことにする。林道には工事車両が入っていた。予定通り取水堰を過ぎた所で幕、アブは天場でもウロウロしていた。

8/11 今日はこの沢のメインを歩く。それにしては少々天気が冴えず、時折ポツリポツリと雨が落ちてくる。滝とナメを楽しみにしていたのだが、途中がひどく崩壊しており、荒れた様相になる。いつかの水害のせいだろうか。障子倉沢を過ぎる頃からようやくきれいな沢となり、ナメや滝が現れ始める。イワナも走り始め、顔がほころぶ。通称「ナイアガラの滝」は、S藤Rが滝と滝の間のロープの切れ端がかかっているラインを突破、私はお助けをかけてもらって続く。沢が広がって傾斜が落ちてきたc1230付近に良さげな幕場を見つけ、荷物を下ろした。

8/12 詰めは南の鞍部を目指す。源頭近くでは沢が右に左に蛇行し、時折笹が被さって進路を塞ぐ。ほぼ忠実に詰めていくと、最後は南に藪こぎ5分で登山道に出た。緩やかだが以外に距離のある道を登ってたどり着いた大深岳は、残念なことに展望がなかった。水の豊富な松川温泉への登山道をゆるゆると下って、白濁した松川温泉にゆっくり浸かって汗を流した。

導水管が見えた

河原を歩く

いよいよ始まり?

崩れて埋まる谷

滝が始まる

ナイアガラの滝

滝上には

こんなナメも

ミニ連瀑

池塘が!

山頂にて

可憐なりんどうが迎えてくれた