丹沢/ダルマ沢左俣

【日程】2019年4月28日(日)

【メンバー】F永(L)、K原、OT原、M本、S孫、I島、S本、HT野(記)

4月も下旬になり、ようやく気温もあがってきて、沢始めにうずうずするメンバーがリーダーの声掛けに集い、8人パーティーの大所帯となりました。

目指すは「桜丸」というピーク。

表丹沢の中津川水系ダルマ沢の左俣を遡行し、詰めあげた稜線になにやら大きい桜の木が生えたピークがあるらしい。

ここ数日間はぐすついた天気でしたが、今日は行きの電車から富士山がくっきり見えるほどの快晴。

林道の途中に花じょろ道という古道の入口がある。

花じょろ道の入口(出口?) その昔、山の向こうの村から花嫁さんが歩いてやってきたらしい。

天気が良く、新緑がまぶしい

序盤から小滝が連続し、足慣らしにちょうどよい

沢靴のフリクションの感覚を思い出したころ両沢から滝がかかる二俣に到着。

右の沢を行くが、いったん左の滝を上って左から巻いていく。

あえて突っ張りで突破してみたり

8m滝
少し戻って右から高巻き

高巻き  下から見るより意外と登りやすい

登りやすくて楽しい

みんなが巻いた滝をあっさり登ってしまったOT原さん(写真右)

桜丸

花じょろ道の峠 
ここから花じょろ道を下れば早いが、今日は高松山を目指す

高松山山頂
広々とした牧歌的な山頂に各自しばし憩う

高松山は富士山の展望も素晴らしい

帰りは尺里(ひさり)峠経由で、御殿場線山北駅まで歩いて、待ちに待った乾杯。

ダルマ沢は手ごろな小滝が定期的に出てきて、登れない滝の高巻きも程よいアクセントでマイナーなのが意外なほどの楽しい沢でした。

また、桜丸という静かで風流なピークに、神奈川県内を一望できる高松山、平成最後の山登りは丹沢の新たな魅力を知った充実感いっぱいの山行となりました。