【日程】2020年6月20日（日）
【メンバー】絵描き、ライター
★絵描き
今回の私の目的は、水晶の発見と、満開の石楠花を見る事でしたが、残念ながらどちらも叶わなかった。でも豊かな美しい巨樹の森に、穏やかな沢の流れはとても綺麗で、滝やゴルジュは無いが、満足の沢旅となりました。魚影も濃く、釣り師にも遭遇しましたが、みなさんこの沢を愛され大切にされている様子が伝わってきました。もちろん、リリースされていました。同行したライターさんは、魚を釣り上げている様子を、羨ましそうにじーっと見ていました。目が、「釣りたい！釣らせて！」と物語っていましたが、あきらめてもらいました。
▲ライター
水晶の発見が叶わなかったのは、前夜の宴会が長引いたため。何歳になっても凝りない。遡行中、釣り師を見て、僕の釣り心に火が付いた。悠然と泳ぐ岩魚をじっーっと眺めて、イメージする。ここで竿を振る。毛鉤をあそこに落とす。このラインで流す。あそこで食いついてくる。そこをヒョイッと釣り上げる。我ながらオブザベーションは完璧である。さらに釣ったあとの調理方法まで想像してヨダレを垂らしていたら、なんと皆さんリリースしてるじゃないですか…。食欲にまみれた自分が下品に思えて、恥ずかしくなりました。
木漏れ日が美しい伝丈沢
ステキなテン場！
じーっと、お魚を見ている？
こんな綺麗なナメも
金石沢にはこんな滝も
