週末の沢が新潟の雨で日帰りに変更になり、カモシカスポーツに行ったらあったので豊野さんの「北アルプスの沢」を買ってきました。今年の夏は北アルプスの沢に行く予定だったのでちょうどよかった。
前作、「飯豊・朝日連峰の沢」と同様に写真、遡行図、文章とも充実している。情報がありすぎるのもあまりよくないという意見も聞きますが、私は臆病者なので情報はあればあるほどうれしい。とくに写真が充実しているのが実際にどの程度のものかがわかりありがたいです。
記録を読んでいて思ったことをいくつか。。。
カムやナッツを使った人工登攀を多用しているようです。私も持って行ってみようかな。
釜からのリードでライフジャケットを使用している。私は今までザックを背負っていればその浮力があるのでライジャケはいらないと思っていました。考えてみればリードではザックを降ろしていることも多いです。つけていた方がよい場面も当然考えられますね。
ザクロ谷の項で「ボルトの打ち足しを控えて欲しい」との記述がある。アルパイン関係ではすでによく見ることですが、沢のガイドブックにもこのようなことが書かれるようになってきたようですね。
石間（記）