【日程】2008年9月13日(土)−15日(月)
【ルート】水長沢〜文珠沢〜中ノ沢〜下田代
【メンバー】L斎藤(記)、SL山川、古野(写真)
憧れの奥利根。
いつもの沢登りとは異なり、ここは奥利根湖と周囲を囲む山によって完全に文明と遮断された空間。
一体、どんなところなのだろうと、行く前からワクワク、ドキドキ。
奥利根の中では、入門コースの水長沢ですが、やはり坂東太郎の支流だけあって、なかなか堂々とした沢。
下部から上部に行くにつれ、渓相が次々と変わっていき、遡行者を飽きさせません。
【下田代の草原】
草原をゆらす風が気持ちよく、1時間ほど昼寝。
温暖化の影響でしょうか、乾燥化がかなり進んでいて、あと10年もすれば湿地は無くなってしまいそうです。
線香花火で言うと、最後の赤い玉が落ちるか落ちないかの果かない感じがして、今、来ておいてよかったなと感じました。
【水長沢 魚止の滝手前の淵】
とりあえず、越えられることを確認。
ここには書けませんが、実は、越えた先に凄いものが!!
【水長沢 とある淵】
よっこらしょ。
帰りは泳ぎました。
【文珠沢の廊下】
1km以上に及ぶ真っ直ぐな廊下。
「おぉっ〜」と、感嘆が漏れる。
【中ノ沢】
ナメとぶな林が美しい。
【下田代への入口】
苔むす和の世界です。
【水長沢下降】
泳ぎと巻き、毎日やりましたね。
【鉱山小屋跡のテン場】
虫もいなく快適そのもの。
中秋の名月が明るく、高柳さん(奥利根マリン)の言うお化けなど出そうな雰囲気にはありませんでした。
えぇっ、何か見えるって??!
[コースタイム] ■DAY1:水長沢出合7:24〜大上沢出合9:13〜魚止の滝上10:26〜文珠沢出合11:20(C1)■DAY2:文珠沢出合5:50〜30m滝上7:00〜東ノ沢出合8:34〜南ノ沢出合9:14〜湿原入口の沢10:46〜下田代11:30/12:20〜中ノ沢出合12:45〜南ノ沢出合1:40〜東ノ沢出合2:07〜30m滝上16:20〜水長沢出合17:20(C2)
■DAY3:文珠沢出合8:10〜魚止の滝上8:55〜大上沢出合10:30/50〜本谷出合12:30
※1日目のテン場についた時点で雨が降り出しC1を決めましたが、湿原をもっと見たい場合は、文珠沢を抜けたあたりに泊まるとよいでしょう。