葛根田川戸繋沢~秋田駒ヶ岳

岩手山・秋田駒連峰
【日程】2022年10月8日~9日
【メンバー】K女史、H
【コースタイム】
10/8
葛根田地熱発電所(8:50)~入溪点(9:15)~お函(10:30)~大石沢出合(10:45/11:00)~Co.754出合(11:15)~金堀沢出合(12:25)~枝沢に入る(13:30)~稜線(14:05)~田代平山荘避難小屋(15:05)
10/9
田代平山荘避難小屋(5:40)~乳頭山 (6:15)~笊森山(7:25)~湯森山(8:30)~横岳(9:35)~阿弥陀池小屋避難小屋(9:50)~男女岳(女目岳)(10:00)~阿弥陀池小屋避難小屋(10:10)~男岳(10:35)~五百羅漢(10:55)~水沢分岐(11:00)~水沢温泉(12:40)
その他
葛根田川の本流では熊の足跡と獣臭を確認した。クマ鈴持参必須。
雫石駅~葛根田地熱発電所は片道約7,000円(雫石タクシー)。

10月8日
葛根田地熱発電所前のゲートからしばらくは道路を歩き、道路の先の登山道程度の踏み跡になっている林道を進み、林道が180°向きを変える地点から沢に下りる。
葛根田川の本流は特に難しい所もなく、できるだけ濡れないように水深の浅いところを進んでいく。1箇所、右岸側のFIXロープを使って瀞を巻いた。

綺麗な滑床が広がる

Co.698の枝沢

右岸の残置ロープを使って岩棚を越えた

右岸の残置ロープを使って岩棚を越えた所

小滝は右岸の岩棚を進む

お函は葛根田川最大の見所だが、一瞬で終わる。お函の入口は、左岸側の水中の棚を進むと楽だった。

お函の入口

お函の入口

お函

お函

お函

お函からしばらく進むと大石沢出合。幕営適地となっていて、焚き火の跡があった。しばらく綺麗なナメを進む。

大石沢出合

大石沢のナメ

Co.754から戸繋沢。途中、ミニゴルジュとミニナイアガラがあった。ミニナイアガラは右岸側にFIXロープあり。金堀沢出合には看板がある。
戸繋沢は、他にはナメがあるくらいで、紅葉もパッとせず特に見所も難所も無い。

ミニゴルジュ

ミニナイアガラ

金掘沢出合

Co.950から南南西に延びる枝沢に入り、Co.985から南南東に枝沢を進むと藪漕ぎ無しで稜線の登山道に出られる。途中、登れない滝があるが、ピンプテープに従い左岸側を巻く。枝沢には所々ピンクテープがある。

枝沢の左岸側を巻く滝

田代平に登る途中で登山道脇の枝沢から水が取れるところがあった。田代平山荘の避難小屋泊。我々以外は3人組1パーティーのみだった。

田代平

田代平山荘(避難小屋)

10月9日
乳頭山から少し先までは眺望があったが、その先はずっとガスの中。晴れていたら草紅葉の高原台地が綺麗だったと思う。
秋田駒ヶ岳は、8合目までバスで上がれるため、ガスがひどく気温も低く風も強い中、多くの登山者が凍えながら登ってきていた。気温も3℃程度で、秋田駒ヶ岳付近は風も強く、ガスの中男女岳(女目岳)のピークを踏んで水沢温泉に下山した。

乳頭山からの景色

乳頭山からの景色

乳頭山から笊森山に続く稜線

乳頭山

右奥がガスの中の秋田駒ヶ岳 ガスが抜けることは無かった・・・

五百羅漢

冬型の気圧配置で天気がパッとせず、そそくさと駆け抜けたので、次回は天気が良く紅葉が綺麗なタイミングで行ってみたい。