飯豊・権内尾根〜頼母木山〜西俣尾根

【日時】2008/12/27〜2008/12/30

【ルート】大石ダム〜杁差岳〜大石山〜頼母木山〜西俣ノ峰〜奥川入

【メンバー】L棚橋、田村、栗原、山川、佐貫(記)

「冬の飯豊」への初挑戦。計画では門内岳ピストンも含まれていたものの、天候悪化が懸念されたため頼母木から下山しました。

12/27、強風による羽越線の遅れで予定より1時間以上遅いスタート。とはいえ12月後半の高温少雪のお陰で東俣林道の積雪は少なく、楽々ブナイデ橋まで到着。夏道通しにカモス峰を目指す。

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カモス峰ピークは強風のため、150m程手前の適地を整地して1日目の幕場とした。

12/28、風がゴウゴウ鳴る中出発。今回はスノーシューのため、ラッセルは楽で千本峰まであっさりと到達した。

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千本峰。夏道の看板が出ている。

そして標高1300mを越え潅木が無くなったころ、いきなりものすごい風に見舞われた。まだ足元はスノーシューだったため、風にあおられながら必死で耐風姿勢をとりじりじり進む。アイゼンに履き替えたいがザックが下ろせる状況ではなく、何とかお互いのザックからスコップを外し、10m程尾根の東側に移動してとりあえず穴を掘り、ツェルトをかぶった。あまりの強風にツェルトの端も破け
てくる。待機したが、風は弱まるどころか却って強まっている。

アイゼンに替えてとにかく風のましな所まで引き返すことに決定し、四つんばいで退却開始。標高を200mも下げると幕営出来そうな地点となり、ここで行動終了した。

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28日の幕場。写真奥の丸い稜線の先あたりが烈風地帯。

12/29、風が弱まることを期待し若干出発を遅らせた。

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前日の強風開始地点にて。

相変わらず風は吹いているものの進めない程ではない。視界は100m弱か。

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杁差岳に立つ

杁差小屋で大休止。翌日以降の天気を考慮し、三匹穴より下まで幕場を下げることを目標に行動することを確認し、改めて出発。大石山付近はガスっていたが標識と夏道は出ていて迷わない。頼母木小屋でデポ品を回収し、時折のぞく青空のもと、頼母木山ピークへ。

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頼母木山山頂

三匹穴へと下降開始。大ドミで泊まることにして、本山の見える素敵な場所へ。

12/30、前夜から強風がテントを揺する。かなりの湿雪を踏みしめ、西俣ノ峰から赤布を回収しながら下る。途中から雪が雨に変わってしまい、全身がびしょ濡れに。下部は雪が少なく、スノーシューを脱いだ。

民宿奥川入荘に9時20分到着。すぐにお風呂に入らせてもらい、ストーブの横で暖まり美味しい昼食を頂く。奥川入荘は食事も大変おいしく、親切なご家族のおもてなしが有難い超お勧めの宿である。夕食後には遭対協のメンバーであるご主人から搬送用のレスキューハーネスを見せていただいたり、ザックでの搬送の工夫を教えていただくなど非常に参考になった。翌朝のバスで小国に出て、米沢回りで帰京。