頸城 白鳥山

【日時】  2010年2月20〜21日
【メンバー】遠藤 L(他会)、渕上(他会)、佐貫、鈴木

山スキーのいろんな楽しみ方のひとつに、海に向かって滑るというのがあると私は思っている。焼山北面(台地)・鳥海山などは何度も楽しんだ。ちょっとマニアックなところでは、稜線から両側に海を望める佐渡か。距離が短いのと、コース取りとタイミングが難しい点はあるけれど。そういう意味で、白鳥山は海への距離感では期待していた以上のものがあった。正面は海。快晴の空と海の境目はどこか判らない。唯一雲らしきものを感じたのは、パウダーを滑っているときの感覚だけだった。

上路集落の十二社神社付近から入山。予想に反して日差しのあった空模様も、徐々に予報通りの悪天に。2時間ほど登り、風をよけられる窪地に幕。テントの外は、明日の滑りを楽しめるように雪が降り続いていました。

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高度をあげるに従って海が広くなる。角度的にも白鳥山方面は逆光となるが、それがまた美しい。

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白鳥山の避難小屋は二階の窓付近までの積雪。360度の大展望が望める。屋根へ続く鉄ハシゴは無雪期のための展望台としての役目のようだ。

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登ってきた尾根の東側斜面へドロップイン。昨晩降っていた雪はもう快適そのもの。雲の上を飛んでいる感じで、このときばかりは写真を撮る気にもならなかった。

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残したテントを回収するために少し登り返して稜線へ戻る。

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境目の判らない海と空の大空間へ滑り込む

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幕場へ戻り、残っていたワインを優雅に楽しんだ後下山。雪が重く感じられた頃に上路の集落に戻った。