奥秩父 笛吹川 釜ノ沢東俣

【日程】 2010年7月31日〜8月1日

【メンバー】 坂井、福永(記)

新人だけで有名な釜ノ沢に行ってきた。甲武信岳への旧登山道だったということもあり随所にピンクテープがあったり、ガイドブックも持ってるし道迷いなんでありえないと思っていた。しかし笛吹川の神秘といわれるホラノ貝のゴルジュがなかなか見えてこない・・なんと鶏冠尾根を登っていた・・・。入渓前から間違えるなんて情けない。気を取り直して山ノ神へ。ここから入渓。乙女ノ滝、東のナメ滝、西のナメ滝と豪快な景観に歓声を上げながら進む。

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ハイライトの千畳のナメは本当にすばらしく、自然に笑顔がでてくる。

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写真もたくさん撮ってしまった。

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やがて東俣への分岐である両門ノ滝の下に到着し、一息ついていると空が曇り小雨がちらちらしてきた。

疲れたし、タイムリミットだしで、今日は野営をすることにした。

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翌朝、4段のナメ滝をサクサク越え、枝沢を一つ一つ確認しながら着実に高度を上げた。2000m辺りになると高山植物が咲き、奥秩父の尾根歩きでは見たことがない景色に感動する。

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木賊沢の出合のところとポンプ小屋の直前では、ピンクテープと複数の踏み跡などで戸惑い、多少遠回りもしたが、甲武信小屋に着いた時は安堵とともに大きな達成感を感じた。それにしても珍道中だったなぁ。