【日時】 2012年9月1〜2日
【メンバー】 T邉、O野、I田(記)
トマの風の御神楽岳集中山行として大蕎麦谷沢の右俣に行ってきました。
1日朝、入渓地点まで送ってもらいスタートしたが、最初に渡った
小沢がソノ又谷と気が付かず、延々と大蕎麦谷左岸沿いの踏跡を進んでしまった。
おかしいな?と思い、とりあえず沢に降りようということで、懸垂で沢に
降りたが現在地点がはっきりせず、てっきり左岸から入る枝沢に降りた
と思い、本流まで戻ろうと下降を始める。(結局、懸垂はこの一回だけ)
途中泳ぎを含めながら下降すると、あれれ、入渓地点(ソノ又沢出合)
に戻ってきてしまった。
あろうことか、大蕎麦谷の本流を下降してしまったのでした。 トホホ
仕切りなおしで、9時にスタート!
巨岩の迷路から這い出る
暑いので気持ちいい
泳いで取り付く
二俣ゴルジュの入り口
二俣のゴルジュは一見右岸から巻けそうに見えたので行ってみるが
結局ダメで素直に左岸から巻いた。
トラバース時に1ヶ所お助けを出してもらい、うまく潅木を使いながら
なんとかロープを使わず右俣に降りた。
雨乞滝
雨乞滝は左岸から巻く。
ここで1Pロープを使う。
2段50m大滝遠望
この大滝も左岸から巻く
巻き終わったところが、わらじや山登魂の方の記録にある天場適地
何の整地も必要のない、良い天場だった。
翌2日、4時起き5時半出発を目指すが、起きたら5時
早起きを目指し20時にツェルトに入ったので9時間も寝てしまった…
大蕎麦谷で蕎麦を食べないわけにはいかないので、急いで蕎麦を茹で
なんとか、6時半に出発。
80m大滝登攀
80m大滝は最初の1Pはノーロープで登り、2P目を50mいっぱいで伸ばし
3P目15mほどで終了。
一ヶ所、木登りで厄介なところがあるが、思ったよりも快適だった。
大滝を越えても滝は出てくる。
それもどんどんヌメってくるのでアクアステルスでは苦労する。
この滝を越えるとそろそろ源頭
最後にヤブ→草原→ヤブと進むとセト沢林道に降りる登山道に出た。
ザックを登山道にデポし、途中、御神楽沢本谷ルンゼPと合流し山頂に向かう。
山頂でビールをごちそうになり、記念写真を撮ってセト沢林道へ下山した。
水量も少なく、水も冷たくなく、とても恵まれた条件で遡行できたと思います。
13年前、御神楽沢を登った時に見た地図で、延々と続くゴルジュマークが
気になっていた沢でした。
記録も少なく、「とても難しい」というイメージがあり、なかなか踏ん切りが
つかなかったのですが、T邉、O野さんという強力な2人に恵まれ、楽しく
遡行することができました。
1日 出合(7:30/9:00)〜天場(15:30)
2日 天場(06:30)〜御神楽岳(11:15/12:00)〜林道(13:35)