【日時】２０１３年１月３０日（水）
【メンバー】Ｋ，Ｓ，０
平日水曜日に千波の滝に行ってきました。平日とは思えない大混雑にビックリ。ガイドさんが３組。そのほかに３人パーティが１組。車からアプローチも1時間未満と非常に近く、３ピッチ１３０ｍのスケールの大滝なのですから、仕方のないことかもしれませんが、マルチピッチアイスの緊張感はあまりなく、ゲレンデのような雰囲気が漂っていました。
道路からみる千波の滝。でかいです。
沢沿いに登って取付きへ。沢の左岸の踏み跡がガイドさん達の近道ルートらしいです。取付きには最初について、のんびり我々だけかなと思って登り始めると、次から次へと後続のパーティがやってきてビックリしました。
１ピッチ目です。Ｋがリードです。中央から左へ斜めに登っていくラインが易しいので、そのようにルート取りしましたが、水滴が滴って少々シャワー気味です。登った上にアバラコフの残置があったテラスでピッチを切りましたが、もう少し上まで伸ばした方が良いみたいです。我々は６０ｍロープなので、問題ありませんでしたが、５０ｍだと、次のピッチが届くか微妙のようです。
２ピッチ目です。３人いるので、順番にリードを交代し、Ｏさんがリードです。ここは左側を真っ直ぐ上へ。快適なナメ氷です。
３ピッチ目です。Ｓさんがリードです。右側は混んでいるので、正面の氷柱気味の難しそうなところを登っていきました。
ここから核心部分の氷柱状の部分になります。ピッチを切ったテラスが割と下になってしまったので、最後は６０ｍ一杯になってしまいました。Ｓさんに言わせると長くてスタミナ切れになったとか。。最初の１ピッチ目が短すぎました。
時間があるので、我々は、懸垂して最後の３ピッチ目をもう一回登ってみました。そんなことをしているのは我々だけなので、最後になってしまいました。一番長く遊んで楽しんだとも言えますが。。。
下山は、大滝の上の踏み跡を少し登り、右の斜面へ進むと登山道に出ました。ここを下山しましたが、仕事道が沢山入っているので右へ左へと少々迷ってしまいました。
今年は寒い日が続いたので、氷結状態も良く、スケールの大きさに酔いしれるような非常に印象深いマルチピッチアイスクライミングとなりました。