日程:2017年2月4日(土)~5日(日)
メンバー:S、M、O、Y(記)
電車でアプローチできる雪山は貴重な存在だ。
今回のルートは上越線土樽駅から目と鼻の先にある荒沢山~足拍子岳。
水上駅から始発の下り電車に乗って土樽へ。
荷物をデポしてから歩き始めること約15分程で尾根へ取り付き、先行者のトレースをありがたく使わせて頂きサクサク登る。Sさんは暑さにやられて全身をアイシングしてました。
春のような陽気の中、汗を垂らしながら登り続けること約2時間半で今日のテン場へ到着。途中、トレースをつけてくれたパーティーがいたので忘れずにお礼の挨拶をかわす。
夕方までの時間はたっぷりあるのでお決まりの宴会開始。
見事に呑兵衛が揃い、賑やかにお酒を飲み干しながら夜は更けていく。
翌朝、暗い内から行動開始。
酒は飲んでも飲まれるな。これ大事です。やることはやります。
ホソドのコルへは、50mダブルロープの折り返しで懸垂下降ワンピッチ。
登り返しの雪壁はロープをつけて、雪を崩しながらトレースを付ける。
雪壁を抜けてからはやせ尾根が続き、雪庇の踏み抜きに気を付けながら慎重に進む。
途中、足を乗せた雪面が鈍い音を出して割れ目が走った時はマジでビビった。雪庇怖いです。
それでも続くナイフリッジの雪稜にルートを見出しながら歩き続け、
足拍子岳に登頂!
記念撮影をして抜群の展望に見惚れたあとは、これまた某山岳会の方がつけてくれたトレースを拝借してスタスタ下る。
スタスタ下ると歩き始めた地点にドンピシャで戻ることができました。
ルートを完歩できて大満足。
満たされた気持ちをつまみにしながら、帰りの電車でプチ宴会。
東京までの鈍行列車に揺られながら、人様に見せられないような楽しい宴会は続くのでしたw