神室連峰/火打岳

【日程】2019年3月9日~10日

【メンバー】F永(記)M本 K至 S本

『日本の山1000』144ページを見てほしい。

2月下旬、小又山稜線からの火打岳の写真に見惚れてしまった私の行動は早かった。仲間を募り東北遠征を決めた。

手前が大尺山南尾根で奥が大尺山北尾根

最上町役場のSさんの車に誘導していただいて横川集落の奥からスタートした。例年より雪が少なく除雪が進み、大横川の橋の先まで車で入ることができた。

大尺山への最後の登り

大尺山北尾根はスキー向きの斜面。元気で強いメンバーが先行してくれた。

大尺山を後にして下る

大尺山に出ると南に月山、西に鳥海山、北には小又山への稜線。まるでアルプスのような雪稜の中にいて、最上町が目の端に映るのが不思議だ。

怪峰が近づいてきた

大尺山から火打岳の稜線は吹き曝しで東側に寄りすぎないように進む。

鳥海山をバックに怪峰で記念撮影

火打岳に到着した。風が強く稜線上に長居はできない。往路を戻るよりは…と、土内集落への下山を決める。

辿りたかった小又山への稜線

今年は雪庇があまり発達しなかったようだが、小又山へ思いを馳せる。

火打岳を後にする

主稜線から下ると風は少し弱くなった。

西火打岳の下で幕

1089mの広い台地で行動終了。今夜はKさんのいか天丼。夜は満点の星空だったが、明け方まで強風は収まらず、朝は雲が広がっていた。

最上山岳会の案内板とつり橋

富喜新道から土内川のつり橋に下山した。

ここまでが東北遠征の半分。残り半分も含めて、最上町役場のSさん、赤倉タクシーのYさん、大石田のKさん…と東北の皆様との出会いの旅となりました。感謝。