【日程】2022年12月17（土）-18日（日）金曜前泊
【メンバー】クリ（Ｌ）、タム、フクアキ、イシ、ハル、フクシュン、タキ（記）
【コース】観音山登山口～観音山コース～避難小屋～金城山山頂PH～避難小屋ｃ１ ｃ１～避難小屋～観音山コース～登山口
【装備】スノーシュー、ピッケル、アイゼン、30ｍロープ（使用せず）、テント（使用せず）
【天気】一日目 曇りのち晴天 二日目 雪のち晴れ
【気温】ー2度～ 10度
【積雪】0-60㎝
【車】2台
12月中旬、1週間前までは越後も雪少ない山が多かったのですが今週に入り寒気が入ってようやく、まとまった雪がふりました。新人雪山山行の恒例行事金城山に行ってきました。
12月16日（金）南魚沼で前泊し思ったほど寒くない。うっすら雪が積っている。この気温だとじめっとした越後らしい山行になりそうだと確信。気温2度。
12月17日（土）7:00登山口出発
金城山登山口より15分ほどしてすぐ雪が増えてきて上のほうにはまとまった雪があると予想される。駐車場には車なし。スノーシュー使用確実。
登山口より標高をあげる
登山口入口付近に槻岡寺があるせいか、途中いくつも観音などの石像を確認。
沢山の如来像、観音の石像を確認
登山開始1時間でラッセル開始し、久しぶりのスノーシューの感覚を楽しむ。
1時間ほどで軽めのラッセル
日の光が私たちを照らし始める。逆光の山の稜線はいつでもステキです。
8：30ころには晴れてきた
正午を過ぎたころには雪はひざまで積っていた。しっかりラッセルらしくなってきた。
しっかりラッセル
ストックやピッケルなどを使ってがんがん登っていく。途中藪に積った雪をかぶり全身雪だらけ。これで体中濡れるんです。それでも上り続けるとすばらしい景色に出会うことが出来て気分も上がる。
標高をあげると美しい風景に出会える
雪が固まっていないせいか、すべる！
例年に比べ雪の量も少なめで助かりました。ラッセルは苦労しましたが、仲間の強い気持ちと力強い足取りで標高を稼ぐことが出来ました。積雪量が多いと途中でテントを張ることもよくある。今回はテントの出番はなかった！！よかったー。
いよいよ核心部！
少々曇って風もそれなりにあったが周りの景色は最高。これから稜線歩き。何があるかわからないので常に緊張感を持ちながら滑落しないよう注意して歩く。
あれ、こんなところに山頂表示が！？
切り立った岩を上手くよけながら丁寧に稜線を歩く。
岩にガッツリ氷がついている
岩の表情は荒々しくて存在感がある。
雪の白と岩の黒とのコントラストがすばらしい
岩と潅木を上手くつかみながらのぼる
フクシュンがトップでトレースを作ってくれ、後に続く私たちは安全に進むことが出来た。
振り返るといい景色！
何とか天気ももってくれて魚沼の里山が美しく見通せることが出来た。
アイゼンがあれば岩での登りも安心。下降で不安なところがあったのでスリングで対処
雪がやわらかく進むのに少し時間がかかったがルートも問題なく進めることが出来た。非難小屋に一泊することに。濡れ濡れの身体で疲れた気持ちも、みんなの持ち寄ってくれたおいしいつまみと、先輩のつくって下さったお肉野菜いっぱい最高のお鍋を頂き、ぐっすり眠りにつくことが出来ました。
12月18日（日）
早朝、吹雪く中
朝からがっつり鍋焼きうどんと野菜たっぷりらーめんで腹ごしらえ!今日は天候悪いという話だったので4時起き、暗がりの6時過ぎには小屋を出発。稜線で少し吹雪きましたが、なんだかんだで晴れてくれて素晴らしい山行を終えることが出来ました。お付き合いくださった皆さんありがとうございました!!
