越後/北ノ又川芝沢左岐左沢

9/22〜9/24 越後/北ノ又川芝沢左岐左沢
大野、木下、栗原
 

念願の芝沢左岐に行ってきました。
思ったより明るい沢筋で、極悪の所はないものの、適度な悪さが連続し、かつ、ほとんど水線通しで突破のできる楽しい沢でした。

初日:
石抱橋の車を置いて出発。
本流は水量少なく、水温も高い。
01deai.JPG【芝沢出合】

芝沢出合いからしばらくは圧迫感のないゴルジュ。

一度開けてから二股までは、深いゴルジュを泳ぎあり、ヘツリありで突破
02kabu.JPG【下部ゴルジュを泳ぐ】
なかなか楽しいが、これは芝沢の序幕でしかない。

03kabu.JPG【微妙なへつり】

左岐に入ると、第1ゴルジュは10m前後の滝が連続。
04deaitaki.JPG【左岐出合の滝】

ゴルジュ内滑った滝上から3mほどの岩壁を1ポイントの人工を交えて突破するのが第一の難関。
05kakushintaki.JPG【人工ワンポイント】

その後の20m滝をクリユキさんのリードで右から巻き気味に登るのが第2の難関。
06kuriyukitaki.JPG【20m滝】

4m滝を空荷で泳いで突破すれば、第一ゴルジュも穏やかになる。
オドロオドロシイ奥壁が見える右沢を分けた先に絶好の幕場あり。
開けたところで、薪はそこいら中に転がっている。
16時頃に一度ぱらついてツェルトに撤収したが、雨が止んだので
火をつけるとあっという間に良い火となった。

二日目
曇りで朝の内時々霧雨、後、時々日が差す。
小滝をいくつか超えると第2ゴルジュの始まり。
ショルダーに荷揚げを駆使する滝を超えると、3段80mの大滝。
一段目は大野が左壁に40mロープを伸ばす快適なクライミング。
2段目は右を快適に。
ootaki.JPG【大滝一段目】

三段目は木下さんが左壁に20mロープを伸ばすが滑っていて見た目より悪い。
なおも荷揚げを要する滝をいくつか超えると沢は開けてくる。
屈曲部の連瀑帯は、最初に現れるゴルジュの奥の5m滝が遠目登れないが、右壁を4級の岩登りで登れる。

08dai3gorujutaki.JPG【第3ゴルジュ入口】

その後は快適。
09kotaki.JPG【源流の小滝】

奥の二股からの連瀑も、ロープを出した小滝が一つ、その後の三段滝もロープを出して快適なクライミング。
10ootaki.JPG【3段40m滝】

水が枯れて少し湿っぽい枯滝を越していくと草原状となり、ヤブこぎなしで、ちょうど昼頃に稜線に到着。
11gentou.JPG【源頭】

時間があるので、三人で駒の小屋まで。

三日目
駒の小屋からのんびり下山。
10時に白銀の湯で一番風呂

toma について

東京都山岳連盟所属 [沢登り・雪山・山スキー・アイスクライミング・山岳会]
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