【日程】2024年9月14日(土)〜17日(火)
【メンバー】F(L)(記)他一名
【コース】
9/14 桂湖(11:00)~加須良川770m=C1(14:00)
9/15 C1(5:30)~1470コル(9:30)~ボージョ谷1160付近=C2(12:00)
9/16 C2(6:00)~境川本流(10:40)~フカバラ谷1170三俣=C3(14:30)
9/17 C3(6:00)~登山道(8:20)~桂湖(10:20)
去年大畠谷を登りに初めて訪れた白山の沢。
他にも面白い谷があるそうなので、沢旅チックに加須良川遡行→ボージョ谷下降→フカバラ谷遡行 で山行を組んでみた。
1日目
桂湖から境川を渡り林道を歩いて加須良へ。上流に道を辿り、終点の貯水施設を左岸から捲いて加須良川に入渓。
ゴーロを過ぎて加須良川下部のゴルジュ。雰囲気はいいが特に何もない。
安心してお楽しみいただけます。
加須良川魚留F1。竿は誰も持ってきていなかったがここまでは魚いた。
F1のあとはアトラクションが出てくる。しばらくヘつったりしながら進む。
・770n二股の近くでC1。蚊がすごかった。
2日目
しばらく行くと核心の30m滝。左側のフェースを快適に登る。加須良川本谷はこの滝の対処が全てといってもいいかもしれない。
下山が面倒なためかあまり記録がなく、登山大系にも難しいような書かれ方をしているが、グレードつけるとしたらせいぜい三級~三級上くらいなのでは。
これを越えると緩やかな流れになる。谷の中くまさんに出会ったりする。
・1511西のコルからボージョ谷を下る。やがてスラブが出てくるが1回懸垂する程度で特に問題なし。
1050の40mナメ滝の少し上でで何とか泊まるが、夕刻の雨で焚火が水没するなどいろいろあった。
雨の中だというのにタープの下では蚊が元気に飛び回っていて呆れた。
三日目 テンバすぐ下の40mを下るところからスタート。この沢は大物の滝が多い。
また登りに来ても面白そう。40m滝を下から。懸垂が多いので直掛け出来そうなところはなるべく捨て縄を節約。
50mの滝は右岸ブッシュ帯を下れるところまで下ってから頃合い見て懸垂。
この沢の下降は50mロープが2本あるとスムーズ。
さらにいくつか滝を下ると60m滝。途中の灌木で2ピッチに分けて懸垂。
この下もクライムダウンと懸垂を何度も繰り返しながら降りていく。
ト谷出合を過ぎるとフカバラ谷と名前を変える。巨岩帯になりしんどい。
笈ヶ岳直登沢を分けるとゴルジュになりいよいよフカバラ谷の核心部。
小滝をいくつか越えると15mの滝。右岸直登する。抜け口のマントルが悪い。
右岸から悪い高捲きをこなす。ルーファイがうまくいって丁度落ち口に出られた。
ここでもやたら蚊が多かった。蚊取り線香は必携。
4日目
そのまま捲きついでに右股に入ってフカバラ尾根の1550辺りに詰める。
最後までいやらしい小滝が続いた。
長くて急な夏道を桂湖まで下る。
これからもこの辺りには定期的に来たい