荒船山 艫岩 昇天の氷柱

【日程】2022年1月16日
【メンバー】K、F、H

廣川健太郎氏のルート本「新版アイスクライミング」の中でも異彩を放つ、昇天の氷柱。狭いルンゼの中にできる氷を登る、独特の雰囲気のあるルートである。

1ピッチ目は左側を登った。氷は硬く割れやすい。

2ピッチ目の最初の2mは氷が薄く割れやすいので、慎重に登った。

3ピッチ目は、かなり氷が少ないらしい。今回は凹角の中のさらに凹角にしか氷が無く、右手右足は氷、左手左足は岩というMIXクライミング。しかも氷が薄すぎて右壁のボルトが背中にくるので、クリップが一苦労。リードも大変だが、フォローの2人もヒーヒー言いながら必死に登るのが精一杯だった。

4ピッチ目は、氷がメチャクチャ薄くて、過去の記録で見たことのある上部の傘もほとんど無い状態。岩壁にはボルトは無いので、狭い凹角に体を突っ込み、きつい体勢でスクリューを打つ必要がある。フォローは、突っ張りのほうが登りやすかった。