【日時】2007年3月4日(日)
【メンバー】小暮(記)、大野、笹川
雪が無くなる前に東尾根に行ってきました。私は2回目でしたが、前回行ったときは降雪後で条件が悪くかなり時間が掛かりましたが、今回は実にあっさりと抜けてしまいました。
3時30起床。4時30分出発。ヘッデンで一ノ倉沢出合へと歩く。雪が少なく、アスファルトがところどころ出ている。
出合いでアイゼンをつけて一ノ沢を登る。前日のトレースなのか足跡がはっきりしていて階段登りのようだ。我々の前には既に単独、2人、3人、2人の4パーティ位がいる。。。人気ルートである。休憩しているパーティを先行してシンセンのコルに着く。
すぐに第二岩峰。露岩といった感じ。笹川リードでロープを出す。マチガ沢側から岩をかわして越える。容易である。
快適な雪稜となる。今回は雪も安定しており、トレースばっちりなので雪稜部分ではロープはいらなかった。
以前登ったときは、ずっとロープを使っていてかなり時間が掛かったのに。。。こんなに易しいときもあるのか。。。
しばらく雪稜を登る。素晴らしいロケーションだ。
第一岩峰が見えてきた。以前は巻いてしまったので、今度は登ることにする。小暮リード。ちょっと被り気味の岩だが、ガバである。左側の残置ピンにランニングを取り、岩をつかんでステミングで登る。ダイナミックな動きが必要で、一歩の思い切りが必要だ。
振り返ればなかなか気持ちのよい雪尾根。
あとはひたすら雪壁を登るとオキの耳に出る。10時15分。早かった。前回は15時10分だったので5時間も違っている。要因はいろいろある。?ラッセル?ロープだしまくり?順番待ち?不慣れだったなど考えられる。
条件によってかなり違うことを改めて感じた。前回は大変だった印象が強かっただけに、妙にあっさりと終わってしまって何か物なりない感じだ。
あとは、だらだらと天神尾根に向かい、ロープウェーで下山。片道1200円は高かった。今度このあたりに行くときは西黒尾根下山でいいかもしれない。