【メンバー】O野、T辺、O川(記)
【日にち】9/10-11
少し前になりましたが、O野さんがたと芝沢に行ってきました。
左俣に行ったO野さんが「何度トライしたことか・・・」とつぶやく思い入れの沢です。
やや天候が悪いなかでしたが、登れるたくさんの滝・越後の草付き・いいテン場と
「これぞ沢登り!」という感じのいい沢でした。
以下、詳細ですが、滝が多すぎて記憶があいまいです。
たいていの滝はアクアステルスのフリクションでバシバシ登りました。
初日は北ノ又川を遡行。5年くらい前には巻いたはずの箱淵がなんと歩いていけました。
7月の大雨の影響がかなりあるようです。
【箱淵が歩ける!!】
意外と小さい滝ハナ沢を過ぎて、ゴルジュ状のところで芝沢に出合います。
入ってしばらくしてミニゴルジュの中に小滝が続きます。
1時間ほどで二俣に到着です。
【芝沢の二俣の様子】
右俣は嫌らしめな8m滝です。ぬるぬるの傾斜を登ると2段12m滝で巻き。
(O野さんはツルツルの左側を登ってました。)
ここからは小滝〜15m滝が続き、20m程の狭いゴルジュになると10m滝。
ここもO野さんが泳ぎつつ右壁を登ります。T辺さんは左から巻き。
【O野さん、まじですか?】
僕もフォローするもすぐに7m滝。
左の草付きを登り、100m弱トラバースして懸垂なしでゴルジュ帯を通過。
【巻きの途中で。下で僕とO野さんがいます。】
小さな砂地があり、このあたりが「上信越の谷」でのビバーク地か。
さらに小滝のなかに雪渓(潜るが先の8m滝が悪い)、15m滝、25m滝を直登すると河原になる。
右の台地がちょうどいい傾斜でテン場とする。
次の日も河原の曲り角からミニゴルジュ。
さらに200〜300mの雪渓が2回あり、一度巻いて懸垂でおりる。
【雪渓が続く。】
水はいつのまにか少なくなっており、その先の小滝の落ち口で湧水になって終わった。
あとは枯れ沢を詰めると藪こぎ30分ほどで登山道に出ました。
T辺さんは靴ずれでつらそうでしたが、温泉といつもの「じねん」で沢の成功を祝いました。
「じねん」も震災、大雨の影響を受けて淋しい限りでしたが、いつもの美味しい地の物を味わいました。