【日時】2013年1月4日〜6日
【ルート】南アルプス 戸台川駒津沢・奥駒津沢
【メンバー】K,S
南アルプスの戸台川に行ってきました。アプローチの五丈ノ滝が氷結していないと大変な高巻きになると以前聞いたことがあり、非常に不安でしたが、結果的には問題なく行ってくることができました。
ベースは駒津沢出合として、初日はアプローチ。本谷の五丈ノ滝F1です。
釜が出ているので、慎重にのぼります。中央部は氷が薄いので、うまく避けながらのぼります。
続いてF2です。こちらも釜が出ていて薄い氷ですが、問題なく直登できました。F1はともかく、F2の高巻ルートはプロテクションがとれない草付きの巻きになりそうです。落ち口は氷がなくなっていますが、大丈夫です。荷物が重くて大変でした。
F2を登ったすぐ上で、駒津沢F1がどーんとデカイ。いいね!
思ったよりも時間がかかってしまい、初日に駒津沢F1を登る予定でしたが、取りやめ、出合にテントを張って終了。
2日目は朝早く起きて、奥駒津沢を登ります。
基部からの眺めです。素晴らしいスケール感。F1は、最初が立っていて?+ですが、すぐ上からはナメ氷となって30mのピッチスケール。
続くF2 15mは容易。その上のナメ氷もまとめて登る。
F3 30mも、なかなか立派。登るラインによって?〜?−。
その上は、デブリで埋まった谷を300mほど登るとF4。ここも狭まった谷にかかる氷瀑がなかなか立派。
F4で終わりかと思ったけど、二俣になっていて左俣には15m位の氷があったので登ってみる。
その上もゆるいナメ氷が続いていて、上までに抜けても良さそう。本日はここまでとして、懸垂して下降する。
BCに戻るが、昨日登り残した駒津沢F1を登ります。
さすが70mの大滝というだけあってデカイ。テントと人が小さく見えます。
グレード的には、?というところ。右のやや立ったラインなら?−くらいはあるかもしれない。
中央部分を登っていきます。
上からみてもなかなの迫力。50mでは抜けなれないので、45m登ったところでピッチを切ってから更に登ります。
いやー素晴らしい登攀でした。
最終日は、Sが足をひねって痛いとのことで、他の氷瀑の登攀は取りやめて下山のみ。登れてよかった。