川内山塊 杉川八匹沢

【日程】2022年9月23~26日 【メンバー】Mch、MJ、AFk(記)

アブ不在、ヒル少なめ、気温高め、水少なめの4連休。雨(予報通り)で停滞を強いられ計画は半分になったものの、川内の渓にどっぷりと浸かることができました

3週前より水が少ない?

私だけ川内の沢は初めてで、未知なるものへのワクワク感が半端ない

ゴルジュの先は

杉川のゴルジュは曲がりくねり、カッコよすぎる

MJ

浸かったり、泳いだりと全体的に流れは緩いので問題ないのだが…

MJ

何ヶ所かは微妙なへつりや泳ぎ突破(を跳ね返される)もありました

鉱口?

試掘の跡のような穴を覗いてみると、それなりに深い

八匹スラブ

八匹沢の手前のゴルジュは水流が強かったので、左岸の踏み跡から巻き、杉川を少し進んだ河原で幕

停滞中

初日の夜半から雨脚が強くなり、焚火も水没し始めたので、踏み跡まであがり朝を迎えました。弱くなったものの雨がやみそうもなく、この河原でもう1晩です。

八匹沢のアプローチはゼンマイ道

待ちに待った3日目、やっと出発。八匹沢へ戻る道の途中でデポされているブルーシートを見かけました。栃平と思われます(今は藪です)

八匹沢

側壁が高くてワクワクしながら進むと

左の笹のバンドから小さく巻く

この沢が只者でないことを感じさせる滝が登場、巻きは左から容易

12m4段

最初の大物登場で息を飲みます

MJ攻略中

中断まで左壁を登り、ロープと荷上げ、上段は水線シャワー

荷上げ作業

上からみるとこんな感じで見える

8m滝

次の大物は右の側壁を斜上する

右俣出合の滝

8時過ぎに二俣、一休みして左俣に入ります

5m下部ハング滝

右の草付き交じりで登る、だいぶ緑が近づいてきた

お花畑

15m滝は右岸に広がるお花畑から大きく巻きあがり、巻きすぎたかもと悔しそうなMJ

八匹スラブ

ついにスラブに到着、噂通りの快適さ

八匹スラブ

スラブの中ほどにビパークできそうなテラスがありました

八匹ノ頭

写真をみて気が付いたけど草紅葉

大底川右岸

中山尾根から見渡すと岩宿沢あたりのスラブがよく見えました

へつり下る

景色を堪能した後は、ハンタン沢を下降しました

3晩目

憧れの大底川に降り立ち、岩宿沢出合の河原で幕、2人は3週前にも泊まっている

ドンブラコ

ついに4日目、川内の渓とお別れしました

釜ノ顎では、先祖の供養で帰宅されていた集落の方とお話しができました

山があり、渓があり、人が暮らしていた匂いを感じる沢旅でした